駆け出しエンジニア日記

文系卒のエンジニアがITで奮闘する姿をお届けします。。。

OSI基本参照モデルとは(備忘録)

こんにちは!今回はOSI基本参照モデルにつて、自分なりにまとめていきます。

僕は今来月の基本情報技術者試験に向けて勉強中なのですが、文系出身の僕は勉強中に引っかかる事がしょっちゅうあります。

OSI基本参照モデルも勉強していく上でつまずいたところです。まだ浅いですが、今まで学んだ範囲でまとめていきます。

<目次>

OSI基本参照モデルとは?

コンピューター同士で通信を行うためにはデータのフォーマットや送信方法、伝送経路などを通信を行うコンピューター同士で取り決めておく必要がある。

OSI基本参照モデルとは、コンピューター同士の取り決めを、分野ごとに整理して扱うために7つの階層に分けたものである。

このモデルは国際標準機構(ISO)がネットワークの設計を標準化するために定めたもの。
これに準拠して通信機器やソフトを開発すれば、異なるコンピュータ同士でも通信する事ができる。

OSI基本参照モデルの7つの階層は以下の通り。

アプリケーション層(第7層)
プレゼンテーション層(第6層)
セション層(第5層)
トランスポート層(第4層)
ネットワーク層(第3層)
データリンク層(第2層)
物理層(第1層)

1〜4層は下位層と呼ばれ、システム側の近くで通信制御を行い

5〜7層は上位層と呼ばれ、データの形式などを規定する。

物理層(第1層)

電気的、物理的な機能について規定する層。コネクタの形状やケーブルの電気特性などはここの層で規定する。

データリンク層(第2層)

隣接するノード(ケーブルで直接繋がれた機器間)での通信方法を制御する層。誤り制御、送信や受診のタイミングなどはこの層で規定する。

ネットワーク層(第3層)

データの中継方法について規定する層。経路制御(ネットワークのどの経路を使ってデータを送信するかを制御する)はこの層でルータを用いて行われる。

トランスポート層(第4層)

データを確実に送信するための信頼性を確保を目的とした層。誤り制御や再送制御、コネクションの多重化について規定し、下位層の品質の違いを意識せずに一定レベルの通信を行えるようにする。

セション層(第5層)

プログラム間でのメッセージのやり取りの制御を行う層。送信権制御や同期制御について規定し、順序正しいデータ交換を行えるようにする。

プレゼンテーション層(第6層)

プログラムがやり取りするメッセージのフォーマット(表現形式)を規定する層。圧縮形式や文字コード、暗号形式などを規定する。

アプリケーション層(第7層)

アプリケーションとやり取りするデータの形式や内容を規定する層。アプリケーション独自の手順(WEBサービスとの通信ならHTTP、ファイル転送サービスならFTPなど)を規定する最も利用者に近い層。

まとめ

今回、自分なりにOSI基本参照モデルを今ある知識でまとめてみました。大雑把なところまでした理解が及んでいませんが、今後もより深いところまで勉強していきたいと思います。

文系だけどFE受験するみんな頑張ろう、、、